「事務所ブログ」の記事一覧(2 / 3ページ)

不動産の財産分与において妻側の居住権を保護した裁判例

1 はじめに  夫婦が離婚する場合、婚姻期間中に形成した財産を清算することを財産分与といいます。 財産分与の対象となる財産は、預金のほか、有価証券、不動産等、あらゆる種類の財産であり、資産の種類は問われません。 財産分与・・・

自転車の女性が車と接触し転倒し乳児が死亡したケース(平成28年5月6日)

 女性が乳児をおんぶしながら自転車に乗って道路を横断していたところ、自動車と接触して転倒し、乳児が死亡する、という事故があり、自動車を運転していた女性が過失運転傷害で逮捕された、という記事がありました(NHKニュース)。・・・

平成28年熊本地震について

 2016年4月14日以降に発生した熊本県を震源とする地震により亡くなられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。  当事務所は、被災自治体である熊本県に対し、ひとまず・・・

認知症徘徊者による事故と家族の責任(平成28年3月1日最高裁判決)

 認知症の男性が徘徊して線路内に立ち入り事故が起きた件について、男性の家族に対してJR東海が損害賠償の請求をしていた件、本日、最高裁で判決があり、1、2審の判決を破棄して、JR東海側の請求を全部棄却する判断をしました。 ・・・

薬物事犯での捜査・公判の注意点

一昨日、元プロ野球選手が覚せい剤取締法違反で逮捕されましたが、いくつか気になる点があったので、この点についてのべたいと思います。  1 逮捕段階 報道によると、元プロ野球選手の場合、2月2日の午後8時頃に自宅に捜索が入り・・・

GPS捜査の違法性(平成27年12月24日名古屋地裁判決)

警察が、捜査対象者の車両に無断でGPS装置を設置し、位置情報を把握するという捜査方法が違法か否かについて、名古屋地裁は、平成27年12月24日、違法という判断をしました。  同様の争点は、昨年大阪地裁でも争われており、大・・・

自筆証書遺言書に斜線を引く行為が遺言の撤回とみなされた事例(最高裁平成27年11月20日判決)

1 問題の所在  自筆証書遺言は、作成の際に「全文、日付及び氏名を自署し、これに印を押す」ことが要求されています(民法968条1項)。   いったん作成した自筆証書遺言を加除・変更する場合、「遺言者がその場所を・・・

認知症徘徊者による列車事故と家族の責任~最高裁判断へ

認知症の方が徘徊し、電車に跳ねられた事故に関し、認知症方の家族がJR東海から損害賠償を請求されていた事案に関し、1審、2審とも、家族側の責任を認めていたのですが、この件に関して、最高裁で、弁論が開かれることになりました。・・・

呼気検査拒否罪の成立を否定し無罪を言い渡したケース(横浜地裁平成27年9月9日判決)

事案の概要  被告人は、平成26年9月4日午後11時56分頃から同月5日午前零時29分頃までの間、横浜市内の路上において、A警察官から呼気の検査に応ずるよう求められたのに、これを拒んだ、として起訴された。   ※ 道路交・・・

面会交流と強制執行(最高裁平成25年3月28日)

はじめに  夫婦が別居している場合や離婚した場合で、子供と同居していない親が、子供と直接会う等の交流をすることを、面会交流といいます。   面会交流の約束をしたものの、相手方が約束を守ってくれない場合、強制執行(裁判所を・・・

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